かつらぎ町の見所
丹生酒殿神社(にうさかどのじんじゃ)
神社名は、崇神天皇(または応神天皇)の時代、丹生都比売神がこの地に降臨したとき、地主神の竈門明神が酒を造り、初めて神前に供えたことに由来するといわれる。社殿の裏にある鎌八幡宮は明治42年、兄井から移され、イチイガシの大木をご神木とし、祈願成就のため鎌を打ち込んだことからこの名がある。祈願成就のときは鎌が幹に食い込んでいくが、不成就のときは脱け落ちると伝承されている。
文化元年(1804)世界で初めて乳がんの手術に成功した華岡青洲の石燈籠が境内にある。天保5年(1834)74歳の時に寄進したもので、長年の神仏のご加護に感謝の意を表したのであろう。
■住所:かつらぎ町三谷631
■大イチョウの見頃:11月下旬