通称「萩の八ツ割堂」。萩の大木を八ツ割りにして、本堂の柱に用いたことからこの名がある。その特異な建造物は飛騨の匠の作と伝えられる。本尊の十一面観音は行基の作で、西国三十三所観音霊場の開山にあたり熱弁のあまり、自分自身の寺を札所に定めるのをうっかり忘れたことから、「帳落としの観音」といわれる。
所在地和歌山県伊都郡かつらぎ町東大久保
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