仏の舞は平安時代から始まったと言われ、遍照寺に伝承された仏教の古典芸能で、法華経の五の巻「提婆達多品」(だいばだったほん)第十二にある女人成仏をテーマとした全国でもめずらしい舞踏劇です。そもそも旧暦十月閏月の年にしか奉納されなかった為、幻の舞とされていましたが昭和39年からは古典芸能保存会によってしばしば上演されるようになりました。次回は平成三十六年十月頃に奉納公開することになっています。(遍照寺)
「県指定無形民俗文化財」
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