かつらぎ町の見所
船岡山
紀の川に浮かぶ小島で、中山とも呼ばれている。平安時代、
関白藤原頼道が高野参詣の帰途、この地で舟遊びを楽しんだことでも
知られている。 昭和50年代、紀の川の水防対策工事のため発掘調査が
行われた際、南岸の斜面で弥生時代の竪穴住居遺跡などが検出されたが、
この遺跡は護岸工事により現存しない。 昭和63年春、船岡山の南側に
長さ80メートルの吊り橋が架けられた。この橋を渡って、弁財天を祭る
厳島神社を参詣したあと、島内一周の遊歩道を散策しながら、さわやかな
川風と森林浴を楽しめる。