八町坂を登りきると、町石道にでますが、そこには二基の鳥居が並んでいます。弘仁10年(819年)5月3日、丹生明神・高野明神を空海が高野山に勧請した時、木材で建立したといいます。現在の石造りになったのは慶安2年(1649年)5月といわれます。この鳥居のそばに120町石が立っていますが、これより高野山までの町石道は祈りの聖道と言われ、まわりの木立の伐採も禁じられていました。昔から高野山への参拝者は、ここから丹生都比売神社に参拝しました。
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