この井戸は、かつらぎ町平の国道480号から少し下りたところにある。和泉の槇尾山施福寺で仏法を広めていた弘法大師が、ある日村人に飲み水を求めたとき、くらしの水にも困っていることを知り、錫杖を岩に三度突き立てたところ、清水が涌き出たという伝説がある。かつらぎ町内には、弘法伝説が各地に口承されている。
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