かつらぎ観光協会

お知らせ

【花園の御田舞】

  • 2026.1.30 イベント

    時を超え、私たちの心を揺さぶる、古き良き日本の魂がここにあります。日本の豊かな自然と人々の暮らしが織りなす、珠玉の伝統芸能をご紹介します。


    本日ご紹介するのは、鎌倉時代から連綿と受け継がれてきた「田遊」の一つ、「花園の御田舞」です。これは単なる芸能ではありません。地域の人々が神や仏を信仰し、村の安寧を願い、先祖への敬意を込めて、そして何よりも一年の豊かな収穫を祈願する、まさに「生きる信仰」の姿がここにあります。

    この古式ゆかしい民俗芸能は、かつては旧花園村内の数カ所で行われていたと伝えられていますが、現在では梁瀬地区のみで、隔年の旧正月前後、旧暦1月8日に近い日曜日にのみ開催される、非常に貴重な行事となっています。早朝、下花園神社でお祓いを受けた後、一行は不蒔菜山遍照寺の大日堂へと厳かに渡御します。そして午後からは、大日堂を舞台に、稲作に関する一連の作業が古風な歌と踊りで格調高く表現されるのです。

    「廻り鍬」で土を耕し、「田打」で大地をならし、「水迎」で清らかな水を迎え入れ、「牛呼」で農作業のパートナーを招き、「苗代」で苗を育て、「田植」で一本一本丁寧に植え付け、豊かな実りをもたらす「田刈」、そして最後の「籾摺」まで。これらの所作が、古来より伝わる歌と踊りによって、まるで目の前に田園風景が広がるかのように演じられます。そこには、私たち日本人の生活の根幹を支えてきた稲作への感謝と、自然への畏敬の念が深く込められています。

    昭和56年には国の重要無形民俗文化財に指定され、その歴史的・文化的価値は国によっても認められています。現代を生きる私たちにとって、このような伝統行事は、地域の歴史や文化を深く理解し、未来へと継承していくための大切な学びの場となります。地域の人々が一体となって守り続けてきたこの御田舞は、まさに心の豊かさや、人々の心のつながりを強める源泉であり、地域の基盤を形成するかけがえのない宝と言えるでしょう。

    皆さんの地域には、大切に受け継がれている伝統行事や祭りがありますか?

    もしこの花園の御田舞を間近でご覧になったら、どのような感動を覚えると思いますか?ぜひコメントで教えてください!

    ◯花園の御田舞
    ・開始時間及び場所
     渡 御:2月8日(日)10時00分開始
         下花園神社
         〒643-0611
         和歌山県伊都郡かつらぎ町花園梁瀬264

     御田舞:2月8日(日)12時30分開始
         不蒔菜山遍照寺
         〒643-0611
         和歌山県伊都郡かつらぎ町花園梁瀬1567

    ・駐車場:なし(役場花園支所の駐車場を利用可)

    ・アクセス:コミュニティバスで1時間5分
          そこから徒歩約15分
          ・バス時刻
          行き(「笠田駅前」→「花園」)
          8時00分発ー9時5分着

          帰り(「花園」→「笠田駅前」)
          16時15分発ー17時20分着

          自家用車の場合
          京奈和「かつらぎ西IC」より車で約40分
          役場花園支所(花園梁瀬645)に駐車可

    ・お問い合わせ:かつらぎ町役場 花園支所
            ☎0737-26-0321
           (平日8時30分〜17時15分)

    #花園の御田舞 #重要無形民俗文化財 #伝統芸能 #地域文化 #高野山麓いと楽し

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